イタリアンピザの美味しい食べ方

イタリアンピザを美味しく食べる食べ方。
私も知りませんでした。
ある日、ピザの試作・試食をしていました。
1枚・2枚と食べていた時、ふと思いました。


上の図のように、先端からチビチビ食べていたのですが
これだとすぐにおなかいっぱいになってしまう。
特にナポリピザのようにフチがこんもりしている場合
その部分を食べきれずに残してしまうお客さんもいる。
さらに、イタリアンピザは薄手の生地にシンプルな具材で構成されているため
先端からチビチビ少量ずつ口に運んでいると、口の中で混ざり合う味わいがどうも弱い・・・。

そこで時間がないことも手伝って、ピザをくるっと丸めてひと口で口の中に突っ込んだところ
これが美味しい!!!
口の中でボリュームたっぷりのピザを頬張ると、シンプルだった具材がジューシーに混ざり合い
口の中で強く主張してくる!
しかもチビチビ何度も口に運ぶことがなく、満腹を感じる前にペロッと1枚完食してしまった!!
「これだ!これだよ!明智くん!」と荒井注ばりに言わんばかりに意気揚々!
これならピザ1枚は多いかなと思っても
ふちの部分が食べきれない方でも
味気ないと誤解している方でも
美味しく召し上がれるんだ!
後日、裏をとるためにインターネットで調べたところ
やはり現地イタリアではナイフとフォークを使って筒状に丸めて食べる。
こうすれば、「手も汚れず・ふちも残らず・美味しく食べられる」
おそらくコレが正しい食べ方・作法とかいうのではなく
私が頬張って感じたように、ピザをより美味しく食べるための食べ方なのではないでしょうか。
現地の人はそうやって代々美味しい食べ方を受け継いできたのでしょう。

①自作のピザです。

②ナイフとフォークでピザをたたむ。
私は手でまきました。

③くるくる筒状に巻いていく。

④半分に切る。
私は切らずにピザ筒を手に持ってガブガブッ
イタリアンピザは割りとオリーブオイルが多いので
手に垂れます。ですから、ナイフとフォークを使うのでしょう。

⑤いただきま~す!
ピザではないですが、ガレットも似たところがありまして(食べ方ではないですが)
ガレットもチビチビ食べていると、すぐおなかいっぱいになってしまいます。
バクバク食べたほうが割りとあっさり食べきれるのです。
早い人は先にザクザクっと4つくらいに切り分けて
丸めてバクバクっと4くちで食べてしまったお客さんもいました。
ものの5分で完食でございます。
ピザもガレットも本来ひとりで食べきれる量だと思います。
ただどちらも粉モノということもあり、チビチビ食べていると食べきれなくなってしまうし
飽きてきてしまうところもあるんでしょうね。
ピザもガレットも「ガブガブいっちゃうよぉ!!」(零士さん風)